【施工事例】ホテルYAHグループ・ZAYA様の補修工事|しまの工務店
宮古島で古い建物や空き家を再利用し、地域に新たな価値を生み出すホテルYAHグループ様。しまの工務店では、ホテルYAHグループ様の取り組みに共感し、お手伝いをさせていただいております…
宮古島の「しまの工務店」です。
今回は、宮古島という島しょ環境において、水回り設備は何年ごとにリフォームすべきかというテーマで記事をまとめました。
水回りは日々の生活に欠かせない設備ですが、湿度が高く塩害も受けやすい宮古島では、本土とは劣化のスピードが異なる場合があります。
「どれくらいの年数で交換が必要なの?」「うちの設備はもう替え時か見てほしい」といったお声をいただくことも多いため、島で実際に工事を行う立場から、できるだけ正確で信頼性のある情報をお伝えします。
島の住まいで長く快適に暮らしていただくための目安として、ぜひ参考にされてください。

「水回り」は家の中でもっとも使用頻度が高く、故障や老朽化が見えやすい場所です。
ただ、「何年でリフォームすべき?」と聞かれると、住まいの条件や使い方によって大きく変わるため、一概に言い切るのは難しいところがあります。
とはいえ、一般的な耐用年数や宮古島の気候を考慮して、ある程度の目安をご案内することはできます。
この記事では、メーカーの推奨耐用年数や建築業界で広く共有されているメンテナンス指標をもとに、宮古島の環境下で水回り設備がどれくらいもつのか、そしてリフォームを検討すべきタイミングについてまとめていきます。
まずは「全国的な一般目安」を確認しておきましょう。
| 設備 | 一般的な交換目安 |
|---|---|
| キッチン | 約15〜20年 |
| 浴室(ユニットバス) | 約15〜20年 |
| トイレ | 約10〜20年 |
| 洗面化粧台 | 約10〜15年 |
| 給湯器 | 約10〜15年 |
これらは住宅設備メーカー(LIXIL、TOTO、クリナップなど)が公表している寿命データと、建築業界の実務上の体感に基づくものです。
当然使い方やメンテナンス次第でバラつきは生じますが、おおむね 10〜20年の間に何らかの交換や修繕が必要になるケースがほとんどです。
宮古島など沖縄諸島の特徴として、下記のような条件があります。
屋外と比べるとほんのわずかではありますが、宮古島のような海の近くの物件ですと、以下のような影響が起こり得ます。
もちろん「屋外のように一気に錆びる」ほどではありません。少し劣化が早まる可能性がある程度です。
誤解のないように説明すると、宮古島だから極端に寿命が短くなる
…ということはありません。
ただし、湿気や塩分の影響で、
全国の基準より1〜2年ほど早く不具合が出るケースはある、というイメージです。
年数よりも重要なのは、「リフォームを検討すべき症状」が出ているかどうかです。
これらは「リフォームが必要になった初期サイン」です。ばるべく早めのタイミングで業者に相談をすることで、費用も抑えられます。
結論としては、以下の年数で水回りの設備のリフォームをするのが現実的な目安です。
なかでも給湯器は湿度に弱いため、宮古島では全国平均より少し早めに交換が必要になるケースが多いです。
島の環境を前提にした工事や、設備の選び方には「島での工事の経験値」が大きく関わります。
本土の業者だと、どうしても「内地基準」での提案になりがちですが、宮古島では以下を考慮する必要があります。
しまの工務店では、宮古島の住宅事情を熟知した現場監督が設備の劣化具合を適切に確認し、
「家の状態」「家族構成」「予算」「島の気候」の4つを踏まえて、最適なプランをご提案しています。
不必要なリフォームをすすめることはありません。
必要なところだけ、長く安心して使えるように整える。
そのスタンスを大切にしています。

水回りで気になる症状が出てきたら、早い段階でご相談いただくことで費用を抑えられ、より快適な住まいを長く保つことができます。
しまの工務店では、現地調査・相談・お見積もりはいつでも無料で対応しております。
ほんのちょっとした不具合でも、ぜひお気軽にご連絡いただけると幸いです。
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