スタッフSです！先日４月７日、石垣島で５カ月に渡った大規模リノベーション工事が完工し、施主様へ引渡しをさせて頂きました！

この記事では、石垣島の大型案件を受託した経緯や、一軒家フルリノベーションの施工の様子をご紹介いたします。

なぜ、石垣島の工事をやる事に？

弊社のリノベーションは、あくまで宮古島が拠点。今回Y様から知人を介しお話を頂いた時には、当初お断りしようとも考えました。

少しの工事ならまだしも、石垣島で、建物内部をスケルトンにして（柱や壁、床、天井といった躯体以外を全部撤去）すべて作り直すという大規模なもの。どんなに背伸びをしてもまだ弊社には請負えない‥‥。

しかし、施主様からお話を聞いたところ

• ●「工事をもう既に１年以上待っている」
• ●「着工もまだ、完成の目処も一向に立たない」
• ●「いつまで待てばいいのか？」
• ●「他にやってくれそうな会社がない」

などなどの内情が伝わってきました。施主様は内地の方で、石垣島での人脈も少なく、今回の物件は購入したものの、なるべく早く改修したいという内容でした。

「困ってるんです、、、」という言葉に弱い私達。
たまたま私の同郷だった事や、共通の知人との関係もあった事などから、「やってみよう！」という事になりました。

大変だった事は？

やはり１番大変だったのは職人さんの手配です。大掛かりな工事のため、石垣島で施工をお手伝いいただける協力業者の存在は不可欠。

しかし弊社は石垣島にも引越し部門の営業所があったこともあり、そこから人伝てに素晴らしい施工店を紹介してもらうことができました。

更に、大工さんは昔私が内地で一緒に仕事をしていた信頼できるメンバーを愛知から呼び、現場管理は宮古島から度々弊社の監督が出向くことで、なんとかリソースが揃ったって感じでしょうか。そして５か月という月日を経て、ついに完成に至りました！

出来栄えは？

手前味噌ですが、大満足！です。

当初は施主様が別注していたデザイナーさんの図面を見た時、「この通りできるかなぁ、、」とハードルの高さを感じたのが正直な感想です。オシャレだけど、どうにもお金がかかってしまうデザイン。予算が決まっている中で、どこを削っていくかは、何度も見積と打ち合わせを繰り返しました。

結果、施主様と足並みを合わせて２人３脚で進めることで、私どもも施主様も大満足の仕上がりに持っていくことができたと感じています！

こだわった場所は？

石垣島の景観スポット・川平湾を一望できる開放的な窓です。本当はもっと大きな窓にしたかったんですが、いくらRC造とはいえ、耐久性を考えたら、梁を残して柱も残して施工する事を提案させてもらいました。

あと、お風呂もガラス張りでカッコいいですよね😉
（完全に設計したデザイナーさんと施主様のYさんのセンスですけど、、、。）

施工を終えての感想

お客様の喜んでくれる顔は何度見ても嬉しいものですね。
引渡しの後少し時間があったので、家具の組み立てなどを一緒にやっていたんですが、その時にYさんが奥様と次のように話してくださいました。

Yさん「しまの工務店さんに出会わなかったら、ホントに完成がいつになってたかわかんないよね」
奥様「ホントに、夏までに出来るとは思ってなかったし、内心諦めてたもんね」
私「工事を納期通りに終わらせることが出来るのは、弊社の施工管理をしてくれてる辻井（しまの工務店 現場監督）の1番のこだわりですから。喜んでもらえて本当に良かったです」

施工写真

最後に、工事の写真をいくつか添付しておきます。
リフォームを検討中のお客様の少しでも参考になれば幸いです。

▼ビフォー写真

▼工事中写真

▼デザイナーさんのイメージパース

▼完成写真